あたたかい家が病気を防ぐ ~新建ハウジング平成23年2月10日の記事より~
新建ハウジングの記事の中に福知山市で開催された
ある病院の副院長さんの「医療と住まい」という講演の
記事が掲載されていました。
とても興味深い。。というか、暖かい快適住まいを建築
し続けているコージーホームとしては、とても納得・実感
出来る内容でしたのでご紹介したいと思います。
少し長くなりますが、ぜひ、最後まで読んでみてください。
~一部抜粋~
家庭内事故のリスクは交通事故の2倍以上
体温が上がると免疫力も向上 家族が元気に
(中略)
外の外気が氷点下1℃とすると脱衣所は5℃程度。
そこから40℃近くの熱湯に入ると、温度差によって血圧が急激に上がり、血管が破裂して脳内出血を起こし、意識を失って溺れてしまう。
浴室だけでなく、トイレ・洗面所・脱衣所など寒い場所でも、暖房が効いた居室との温度差によって脳血管障害が起こり、
死に至る危険がある。
こうした脳血管障害で死亡者は、季節では冬が多く、地域では気温の低い場所ほど死亡率が高い。
ただし北海道内では気温の低い地域ほど死亡率が低下する。
これは住宅の断熱性能が高いためといわれている。
建物内部の温度のバリアフリーを確保することで、脳血管障害による死亡率を下げることができる。
私は仕事柄、急な転勤が多く、大学卒業から現在の家を新築するまで、
北陸地方を中心に転々と住まいが替わり、各地の住居であらゆる苦い
経験を味わってきた。
北陸地方の生活はとくに冬がつらく、朝はマイナス5℃以下になることが珍しくない。
冷え込みの厳しい朝は暖房が効くまで布団から出られず、暖房機の前でしばらく温まり、身震いしながら台所に立つ。
断熱性の低い家では、水道をひねっても水が凍って出ないこともあった。
それが高断熱高気密と計画換気の現在の家は、ファン付ラジエーター2台のみで全館暖房している。
脱衣所、浴室、リビングともに温度が一定。暖房する範囲は広がったが、
暖房費は最大2万円ほど。 以前の住まいと同じ程度で済んでいる。
冬は朝布団から出たくないということが一切なくなった。
お風呂のときも着替えが楽。パジャマも薄手で足は裸足で十分。
セーターも靴下も要らない。電気カーペットやコタツなどの暖房器具も
一切要らない。
そして最大の変化は病気が少なくなったこと。
子どもや妻が風邪を引かず、引いても家族内に広がらない。
私の妻は平熱が35℃台で、それまでよく風邪を引き寝込んでいました。
体温が1℃下がると免疫力が30%低下するというが、妻は平熱が温かく
なったことで免疫力が確実に上がっている。
(中略)
「病は住まいから」だといまは感じる。
そして何より、住まいが快適になったことで、家族に笑顔が増えたのが
一番の喜びだ。
「笑う門には福来る」というが、何気ない生活のなかにニコッと笑えるものがあると
すべてがうまく循環する。
住まいは、住む人の価値観を変える力を持っている。
コージーホームとは、暖房の方法が少し違いますが、心底納得できるお話です
家中どこに行っても、温度差のない快適空間を体感されたい方。。。。。
ご連絡ください、実際お住まいになっているお宅にご案内いたします。