小諸市の浅間サンライン近く、周辺地域を広く見晴らせる高台にある、オーナーさんのお家。2021年4月に新築したお家は、外観にもぴかぴかとした新しさを纏っている。お家に足を踏み入れると、シックなコントラストのインテリアと、生活感を感じさせない整頓に釘付けになった。「普段はこんなに片付いていないんですよ〜。」気さくにお話をしてくださる奥さまの周りを、一歳の息子くんがトコトコ元気よく歩き回る。何にでも興味を持つその姿が、とにかくかわいい!理想のインテリアから逆算したお家づくりインテリアは奥さまの趣味のひとつで、そのイメージを練りながら、壁紙や建具、付属品の色味を決めていったそう。ドライフラワーが似合うお家にしたかったのだとか。「雑貨やさんを巡るのも好きだけれど、ほどんどの雑貨はネットで買っています。雑貨とドライフラワーを組み合わせてみるのも楽しくて。」シックなガラス瓶にさりげなく飾られたドライフラワーが、グレージュのクロスやブラウンの建具に映えて、お部屋全体をフレンチシャビーな雰囲気に彩っている。さらに注目したいのは、コージーホームならではの「塗り壁」とインテリアの相性。雑貨や家具の色味を際立たせながら、差し込む陽の光の角度によって、空間の表情を変えてくれるのも塗り壁の魅力だ。奥さまが教えてくださった、おすすめのインテリア雑貨サイトはこちら。ART OF BLACKシンプル&モノトーンである中に、スパイスの効いたデザインが素敵。洗練された雑貨の数々は、見ているだけでうっとり。Cooee Designシンプル&モダンなインテリアに深みを添える、ドラマティックなデザイン。寝室や窓辺など、お気に入りの空間に。「週に一回、切り花を買いに行くのが楽しみ」と話す、奥さまおすすめのお花やさんは、御代田町にあるGATEさん。ドライフラワーも売っていますよ。共働きのための導線が、子どもにとっても楽しくオーナーさんご夫婦は、共働きの子育て世代。奥さまはアパレル関係のお仕事をされていて、ご主人さまとお休みが合わないことも多いそう。「家事などのタスクはスムーズにこなして、家族の時間を確保したいと思ったんです。」忙しいお二人がこだわった家事楽動線は「回遊導線」。リビングに面したキッチン周りからパントリーを抜けると、そのまま洗濯スペースへ巡ることができ、さらにリビングへぐるりと回帰できる仕組み!「家事が楽なのはもちろんなんですけど、息子もぐるぐる一緒に周って、それがすごく楽しそうで。」実際に一周回らせてもらう。なるほど、確かに楽しいな。歩いていると景色が変わって、ママのもとへ帰って来られるルートは、動きたい盛りのベビー&キッズにも嬉しい空間!また、回遊導線を採用することで、スペースを無駄なく使った収納を設けることができたそう。雑多な生活感を出さないコツは、物をあえて「隠す」ことだと言う。なるほど、お家の美しい整頓の秘密も回遊導線にあったのか。リサーチは、ひたすら楽しくインテリアにも整頓にも、センスの光る奥さま。お家を建てるまでの下調べは「完成見学会に行くこと」と”instagram”でのリサーチだった。「見学会は、かなり行きました。コージーさんのお家は、間取りや建具も、かなり自由に決められるんだなということがわかって魅力的でした。もちろん、ココシリーズの快適な性能も。寒いアパートに暮らしていたので…。」見学会に行き、お家づくりの夢を膨らませては、ひたすらinstagramでヒントを探す日々。お家づくりのことは、やはり実際に経験した人の発信が参考になったそう。#ナチュラルなお家 #おしゃれなお家 #ナチュラルインテリア…などなど。これからお家づくりを迎える人にとって、ワクワクするようなハッシュタグがこの他にも沢山。参考にしてみては。コージーホームのオーナーさんが、リアルな暮らしの様子を発信するプロジェクト「コージーライフアンバサダー」。お家づくりのヒントはもちろん、お掃除のコツまで盛りだくさん。傷だって思い出お家が完成し、新しい暮らしが始まってからというもの、自然とポジティブな気持ちになることが増えたそう。「息子が小さな内は特に、床や壁に傷ができてしまうことがあると思うんです。でも、その傷だって思い出。いつか息子と、この傷は君がつけたんだよ!って笑えるのもいいなって思います。」共働きで忙しい日々も、子育ての日々も、ナチュラルにポジティブに捉える奥さまのセンスが、これからの暮らしをさらに美しく磨くのだろう。この日、ご主人さまはお仕事でご不在。お家づくり中の思い出は、ナチュラル派の奥さまと、洗練された高級感派のご主人さまの、コーディーネート戦だったそう。最終的に「俺が決めたのは2Fのトイレだけ」と言いながらも、ご主人さまが折れてくれたとか。あるある、お家づくりでの夫婦の戦い。企画・ライティング:Misato kojima (team OHAYASHI)