コージーホームの社名にもある、”Cozy”ということば。「あたたかい、居心地がよい、くつろげる」いった響きにほっこり。

今回取材したのは、小諸市にお住まいの樫山さん。ご家族が送る”Cozy”な暮らしのようすをご紹介したい。
 



いろどりで「あたたかい」魔法

樫山さんは、3人のお子さんのお母さん。保育士・幼稚園教諭のキャリアを経て、現在は地域のお母さんの相談を受けるお仕事をされている。

「キャリアと子育ての間で、ふと立ち止まった時期もあったのですが…。私の人生にとっては子育て期間こそが、かけがえのないもの。私の暮らしのテーマは“お母さんを楽しむ”ことです。」

 

手づくりワイヤーアートもお手のもの。こども達と楽しい時間を過ごすプロフェッショナルだ。

 
樫山さんのお家では、ふとしたスペースにこども達の絵や、手づくり工作が飾られている。思い思いの絵筆はどこまでも自由で、自然と笑みがこぼれた。

 

カラフルにはじける色合いは、何よりのインテリアに。

 
「こども達の絵が大好きなんです。元気をもらえますし、色づかいもすてきだなって。カラフルって、大人も元気になりませんか?暮らしの中の工夫として、いろどりを取り入れるようにしています。」

手づくりのバルーンモビール。幼い頃から色彩にふれることで、豊かな感受性が育まれるのだとか。その知識を日常に取り入れる方法にも、幼児教育のプロである樫山さんの工夫が光る。

 
「絵本の表紙も、いろどりのひとつですよね。毎日の読み聞かせも楽しみつつ、こども達がじぶんでも触れ、取り出しやすいようにディスプレイしています。」

現在の絵本スペースは将来サイドボードを置けるよう、凹みの間取りに。子どもの成長をイメージして、空間をつくることができるのも注文住宅ならでは。

木製のドールハウスなど、インテリアになるものはあえてリビングに出しておくように。七夕の願い事がたまらなくかわいらしい!

 
樫山さんのお家をつつむ、不思議なあたたかみの理由。それは、ほどよく散りばめられた「いろどり」によるライトアップ効果なのだろう。

いろどりを取り入れたインテリアには、「自分色を大切にしながら、感性豊かに育って欲しい」というこども達への願いも込められているのだとか。
 



自然とこぼれる「居心地のよさ」


「食事だけでなく、おやつを囲んだ会話の時間も大切にしている」という樫山さんご家族。3人のこども達は部屋にこもらず、一階のリビングダイニングにいることが多いそう。

ダイニングの中心となる造作のテーブルは、みんなが過ごす空間をイメージして大きく作ったのだとか。

天板を90×160cmとひろびろ作ってもらったので、家族みんなで座ってもゆったり。みんなで図工や作業を楽しむときも、道具がごちゃつきません。」
 

毎日かならずおやつを用意して、帰ってくる子どもの表情を見るところから始めるという樫山さん。思いのつまった造作家具は、世界にたったひとつだけ。

 
「キッチンから、こども達のやりとりを眺める時間も楽しくて。目を合わせてお話しできる対面キッチンの間取りも、お家づくりの際にはマストの条件でしたね。」

キッチンの幅もゆったりと設計したことで、こどもたちも並んでお手伝いができる。休日は造作のテーブルもめいっぱいに使って、みんなでお料理するのだとか。

 
樫山さんのお気に入りは、ダイニングとリビングを”ゆるく”しきる飾り棚。ナチュラルウッドの棚台とアイアンがあしらわれたシンプルなデザインは、造作のテーブルとマッチしている。

「設計中に、耐震上の理由でどうしても柱が一本必要になったんです。どこに付けるか、悩みました…。そこで、ダイニングとリビングの間に柱を立て、いっそ飾り棚にすればがっつり柱も感じない!と思いついて。結果的にダイニングとリビングをゆるく仕切る、すてきな棚になったんです。」
 

棚をつくったことによって、食事の時間(ダイニング)と遊びの時間(リビング)のメリハリもついたのだとか。・オーナー様撮影

ダイニング・リビングサイドどちらからも、グリーンや雑貨が眺められる飾り棚。吊り棚式にしたことで抜け感も感じられ、圧迫感を感じないつくりに。アイデアに拍手!
 
 
“お家を建ててよかった”と思うエピソードを教えてくださった樫山さん。それは、娘さんの参観日のこと。

「生徒さんそれぞれの”好きな時間”についての短歌が掲示されていたんです。娘の作品をみるとたのしみは 家に帰ってテーブル囲み 家族ならんで お茶を飲む時と書いていてくれたんです!それがとっても嬉しくて。」

娘さんが思い起こす、ひとときのシチュエーション。樫山さんご家族が過ごす日々の、たっぷりとした居心地のよさを物語っている。
 


 
自由自在の「くつろぎ」空間

樫山さんのお家のリビングには、いたるところに小さなテーブルが置いてある。窓際、キッチンサイド、ソファーの横…。どれも手軽に運ぶことができるサイズだ。



「この小さいテーブルは、くつろぎ拠点として使っています。こどものあそびを眺めるときも、パッと運んで移動できる。お庭を眺めてお茶するときは、窓ぎわに置いてみたり。大きなテーブルに比べて目障りじゃないし、動かしやすいなって。」



なるほど、リビングのテレビ前に大きなテーブルを置かないことで、ひろびろとしたスペースを保つこともできる。

「みんなでビデオを観るときなんかは、小さなテーブルを集めて、それぞれがお気に入りの飲み物とお菓子を持ち寄って。その時間がまた、すごく楽しい!移動式のくつろぎ空間です。」
 

・オーナー様撮影

 
「みんなで大きなテーブルを囲むのも、いい時間。けれどみんなの気配を感じながら、思い思いの時間を過ごすのも大切ですよね。このお家が、家族それぞれにとって“ほっ”とする、お気に入りの場所であってほしいから。これからも、もっと!幸せをわかちあう時間が増えていけばいいな。」
 
樫山さんのお話しくださるエピソードはどれも家族への愛情にあふれ、心がほどけていくのを感じた。

 

母の日にプレゼントしてもらったお花。ドライフラワーにして、その思い出とよろこびを大切に飾ってある。

 
デザイン、空間、機能…。お家づくりのこだわりは、それぞれ。そこで暮らす家族のあたたかな調和があって、お家は”Cozy”になるのだろう。
 
コージーホームでつくるお家のひとつひとつがこれからも、家族であることをたのしみ、癒される場所であってほしい。
 

企画・ライティング:Misato kojima (team OHAYASHI)
 
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