コージーホームの施工エリアは、佐久地域に加え北軽井沢や佐久穂町など、さまざまな地域に渡る。今回お伺いしたのは、上田市にある西原さんのお家。3人の男の子を育てる西原さんに、日々の様子をお聞きした。3年かかった!お家づくり「実はわが家の家づくり期間は長くて。3年かかったんですよ(笑)一番上の子が3ヶ月だった時に契約して、完成したときはすでに3歳でした!」これまで取材させていただいた中で、3年という家づくり期間に出会ったのは初めて。その期間のわけとは? 「土地の変更や、二番目の子の出産というできごとも。ただ一番の理由は、やはり”こだわり”の強さだったかなと思いますね。コージーさんには、希望と予算のバランスを一生懸命合わせていただいて…。プランも何度も書き直していただきました。私たち、かなり大変なお客さんだったと思います(笑)」じっくりと月日をかけたお家づくりの中で、記憶に強く残っているこだわりの部分は、コージーホームでなければ実現できないことばかり。「性能も自由も、どちらも欲しかったんですよね。他のメーカーさんだと、性能を取るために畳の小上がりや建て付けを諦めなくてはいけなかったり…。リビングとダイニングスペースを区切るような動線を望んでも、単調なプランだったり。コージーさんのプランは、”空間を自由自在に切り開いたイメージ”がぶわっと広がった。」 上田市から佐久市は、高速道路をつかって40分前後。3年間という長い期間、お子さんを連れての打ち合わせには苦労もあったのかと思いきや、毎回が楽しみだったそう。「担当の方が、子育ての大先輩で。子どもがいる暮らしを鮮明にイメージさせてくださったり、人としての一面を見せてもらえた嬉しさがあった。打ち合わせの毎回が楽しかったので、全く苦ではなかった。」男の子ママならではの気になる”トイレ床の材質セレクト”なども、細かなところまでアドバイスがあったので、今まさに助かっているそう。家も「育てていく」自由気ままに、たのしく暮らすのが子どもの仕事。とはいえ、まだまだ小さいお子さんがいれば、お片付けの難しさもあるのでは…?「片付けは、ほんっと大変ですよ!(笑)特に今、一番下の子がとにかくどんどん“出す”」時期。ほんとはキッチンを綺麗にしたいのに、リビングのおもちゃを片付けるので一日が終わってしまうなんてことも!」さすがベテランという快活さで語る、西原さん。子どもと一緒にじぶんも軽やかに暮らすためのマインドセットをお聞きした。 ①「保たない」こと「お家を綺麗に保ちたい!と思う気持ちもすごくあった。傷つきづらい材質を選んだり、できることはしたいと思いますよね。ただ、壁や床は傷がつく前提で(笑)。なるべく保とうと思ってはいけない!」家の経年に伴い、子どもの成長段階も変わってくる。それを受け入れながら“家も一緒に育てていく”という視点。子どもの成長に合わせた「お家の成長」に必要なものは、どんどん備え付けることができるのがコージーホームの魅力の一つでもある。最近設置したワイヤーの室内干し。断熱工法とあいまって、雨の日も楽々乾く。さらにこの後、室内に懸垂バーを付ける予定だとか! ②分類・分別しすぎないこと「これはここに戻す、というふうに分けすぎると逆にだめ。子どもは理解できなかったら、もうお片付けをしてくれなくなりますよね。」親の方もそれにとらわれてしまって逆に非効率な場合も。“ここに入れるだけでいいよ”という、子どもにもわかりやすいスペースを作るだけで十分なのだとか。片付けはとにかく”続ける”ことが大事だという。階段下をたっぷり収納として活用。アーチ型がかわいい。③じぶんの空間は大切子どもがいる暮らしの中で、ゆくゆく気になるのが「子ども部屋」のあり方。部屋に籠らせない工夫もありき、西原さんは子どもにとっても「じぶんの空間」があることが重要と捉えているそう。「いずれそれぞれの部屋が欲しいとなったら、親の寝室をも明け渡す予定です(笑)考えたり悩んだり、子どもたちはそれぞれの人生を考えるときがくる。そんなとき、やっぱりじぶんの空間があることは大切ですよね。」お家づくりの中で、どうしても1階に作りたかった畳の小上がりスペースは、将来夫婦で使う計画なのだそう。先々のことを考えた間取りの設計を、改めて考えさせられる。小上がりの一角は勉強スペース。今はここが長男くんの空間。コージーホームはいつも新しいインテリアのところどころに「可愛さ」が散りばめられている、西原さんのお家。けれどご夫婦は当初、モダンテイストのかっこいいお家をイメージしていたそう。「コージーさんのお家はいつも新しくて、概念がくつがえされた。デザインが自由自在なので、見学会に行けばいろんなデザインのお家に出会えて。じぶんたちが歳をとってきたとき、どんな雰囲気が落ち着くのか、じっくり向き合うことができました。」ナチュラルでほっこりするお家のテイストが多いと思いきや、ホテルライクなお家や、図書館のようにモダンなお家も作ることができる、その技術力はコージー「ならでは」。オーナーさまの笑顔が浮かぶような佇まいが、コージーホームらしさのひとつなのかもしれない。西原さんご夫婦がコージーホームに決めたきっかけは「職人さんからの紹介」。もともとお知り合いだった職人さんに「ここぞ!という工務店を紹介してください」とお願いしたとき、勧められたのがコージーホームだったそう。プロの職人さんのお墨付きは、やはり心に響いたとか。 企画・ライティング:Misato kojima (team OHAYASHI)